コンセプト
笥飯餐(けいさん)を想…
笥飯(けい)は敦賀の地を餐(さん)は御馳走を意味します。
敦賀の旬のご馳走でおもてなしをしたいという想いで料理を作っています。
古来より朝廷へ海産物を献上していた『笥飯宮(氣比神宮)』に隣接し湾に面したこの地域(敦賀)は『笥飯浦(けいのうら)』と呼ばれました。『笥飯』という名称は古事記における食物を司る神『御食津(みけつ)大神』と同義である『食(け)の霊(ひ)』から由来しており、古代から日本海側の流通の要所であった敦賀の地は、海産物をはじめとする『食』の要所でもあると認識されていた歴史があります。
都怒我阿羅斯等さんが『角鹿(つぬが)』と名付けるずっと以前の話です!
713(和銅6)年に『敦賀』という地名に改められるのですが、この頃には敦賀津(港)として大阪や博多と共に古代日本三大要津に数えられていました。
歴史的にも『食』に関するポテンシャルの高さが窺える敦賀の街を『食』を通して盛り上げ、『食の霊』の宿る地として世界の人々に認識してもらえる様になったりしたら素敵じゃないですか!
明治二十八年官幣大社に昇格し神宮号宣下の御沙汰を賜って氣比神宮と称した。
とありますね。。。
ちなみに、通称『けいさん』と呼ばれるのは、『笥飯宮』の時代から『けいさん』と呼ばれ親しまれていたから
という説がありますね!